古賀葵『赤と青』歌詞考察|かぐや様EDが描く二人だけの色彩

古賀葵の『赤と青』は、TVスペシャル『かぐや様は告らせたい 大人への階段』のエンディング主題歌です。四宮かぐや役の古賀葵がソロで歌うこの楽曲は、かぐやの視点から白銀への想いを歌い上げます。

古賀葵『赤と青』歌詞考察|二つの色が混ざり合う時

Aメロ:かぐやの本音

愛おしい 愛おしい 愛おしいのは
うまくは伝わらない 交わらない交差点で
赤になって 青になって 視線は宙を彷徨った

シリーズを通じて、かぐやは自分の本音を隠し続けてきました。恋愛頭脳戦という名の意地の張り合い。しかし大人への階段では、ついにその仮面が外れ、素直な感情が溢れ出します。

古賀葵の歌声は、アニメで長年かぐやを演じてきたからこその説得力があります。キャラクターと声優の境界が溶ける、特別な一曲です。

サビ:赤と青——二人の色

消えない夜の隠し事
想い出は溶けて混ざり合うように
神様お願い “好き”の続きを頂戴
触れた温もり 揺れる心模様
くすぐったいや 甘酸っぱいや
離れない 離さない 夢中になった煌めきが

赤と青は対照的な色であり、まさに白銀とかぐやの関係を象徴しています。しかし二つの色が混ざると紫——新しい色が生まれる。それは二人の関係が新たな段階に進むことの暗示でもあるでしょう。

全体を通して|キャラクターソングを超えた名曲

古賀葵『赤と青』は、単なるキャラクターソングではなく、一人の女性の恋心を丁寧に描いた楽曲です。OPの鈴木雅之とのデュエットが二人の関係を描くのに対し、EDはかぐや個人の内面に焦点を当てています。